備忘録

あかし

凍てつく空気と手の届かない青空

 

 

 

死にたくて死にたくてたまらなかった頃、

よく高層ビルとかタワーとかに登って地上を見下ろしながら飛び降りた時の景色と感触を想像していた

ぐちゃぐちゃに破裂して潰れる自分を想像していた

そうやって自分から分離した自分を頭の中で飛び降りさせて擬似的に死んでいた

 

本当は生きたかった

だから本当に死ぬことはできなかった

 

情動を失い続ける日々の中、

誰も知り得ない方法でそうやって死んで

自傷することで痛みを感じることに安心感を覚えて

ギリギリで自我を保っていた

 

理屈で固めた価値観ではないが

自らそれを選ぶこともひとつの生き方だと思っている

 

 

心の調子が悪いので思わず書き始めてしまったがオチが見つからないのでここで終わり